(社)日整連認定 整備技術スーパーアドバイザーの店
(社)自動車技術会・(社)福岡県自動車整備振興会 会員
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コンロッドから1平方センチメートルあたり数百キログラムにもなる圧力を受けながらクランクシャフトを高速で回転させる。この力は軸受の間にあるわずか数十ミクロンの隙間に供給されるエンジンオイルによって支えられています。一方で、その大きなせん断力は、オイル中のポリマーを断続的に破断し、オイルの性能低下(シェアロス)を引き起こします。エンジン内部の摩擦損失をできる限り抑えながら、同時にそのシェアロスを可能な限り低減させる。それこそがオイルメーカーが追い求める理想のオイルの姿です。MOTUL800Vは、新しく開発したダブルエステル・テクノロジーを採用することにより、ついに「シェアロス 0%(潤滑油せん断安定度試験−ディーゼルインジェクター法)」を実現しました。2004年、エンジンオイルの歴史が、また−つMOTULによって書き加えられました。

オイル粘度の微調整が可能になった新300Vシリーズ
最先端の潤滑油技術「ダブルエステル・テクノロジー」を採用し、せん断による粘度低下ゼロ“シュアロス・ゼロ”を実現した新世代オイルが誕生!

 最近のエンジンの高性能化により、エンジンオイルにも、それに耐えうる性能が要求されるようになりました。
 オイルの性能アップのためのアプローチとしては、ベースオイルの開発と、それに混ぜる添加剤の開発の二通りに分かれます。
 モチュールでは新開発の「ダブルエステル・テクノロジー」を採用することで、ベースオイルの性能向上に成功、4輪専用の新300Vシリーズを発売しました。エステルベースのエンジンオイルは、航空機エンジンにも使用され、現在考えうる中では最高級のオイルとされています。その中でもコンプレックスエステルは最上に位置するものですが、「ダブルエステル・テクノロジー」はそれをも上まわる性能を誇るといいます。コンプレックスエステルと新開発の高分子エステルとをバランス良く配合することで、ワイドレンジ化することが可能となりました。その結果、低温域での流動性、そして高温域での油膜保硴持能力アップが実現したのです。さらに特殊ポリマーを配合することでシェアロス・ゼロ、つまり粘度低下ゼロ(試験法:CECL‐K1A‐93)をも達成しました。低温を満足させながら高温を保特するとなると、基本的にはポリマーを多用することになります。しかしそれだとせん断により粘度が低下し、油圧低下など不慮のトラブルが起きやすくなります。
 油圧低下とともに可変バルタイでは応答遅れなどの症状が見られますが、300Vシリーズは粘度の低下が起こりにくいため、これらの問題も解決できるのです。
 これらの技術はすべてWRCやJGTC、ル・マンなど各カテゴリーで何年も実走行を繰り返した結果生み出されてきたものです。
 各チームさんからの要望は、『エンジン出力を上げたい』『エンジンを壊さないようにしてくれ』の2点に集約されます。なるべくどんな状況でも性能変化がないようには作っています。ギリギリに作ろうと思えば作れますが、モータースポーツでは何が起こるか分かりませんから、安全率はある程度確保するようにしてあります。エンジンのハード面の開発もどんどん進みますから、それに合わせるのも大変です。
 モータースポーツとは、単にオイルの開発、提供だけに留まらず、新エンジンの設計・開発からかかわっています。その目指すところは、「新開発エンジンの不具合を未然に防止し、潜在能力を最大限に引き出すこと」というから、従来のオイルの役割を超越しています。
 オイルというと、どうしても消耗部品として考えられがちですが、我々はパーツのひとつとして使ってほしいと考えてます。そのパーツの機能を存分に楽しんでほしいのです。
 新開発の300Vシリーズのもうひとつの特徴は、粘度の微調整が可能ということです。同シリーズの異なるグレードを混ぜ合わせて、各ユーザーの好みの粘度にして使用が可能なのです。そのため対面販売を基本とし、ユーザーひとりひとりにチャートを元にアドバイスしながら提供していきます。ストリートからサーキット走行までカバーするワイドレンジであり、かつ子細に粘度調整も可能という300Vシリーズ。モータースポーツの現場からフルにフィードバックされた技術を、「パーツ」としてご堪能下さい。

※下記の画像をクリックすると拡大画像がご覧になれます。
表紙
スピードへのあくなき追求
ダブルエステルテクノロジー
出力向上
信頼性
シェアロス0%
300V Series
300V LE MANS
(ル・マン)
SAE粘度:20W-60
規格:SL相当
価格:2g 5200円
大排気量車、高トルクターボエンジン用に開発された100%化学合成油。高出力チューニングエンジン、ヴィンテージマシンに対応。ダブルエステルテクノロジー採用。
300V COMPETITION
(コンペティション)
SAE粘度:15W-50
規格:SL相当
価格:2g 5200円
大排気量車、高トルクターボエンジン対応。100%化学合成油。高出力チューニングエンジンに適した100%化学合成油。ダブルエステルテクノロジー採用。
300V CHRONO
(クロノ)
SAE粘度:10W-40
規格:SL相当
価格:2g 5200円
中〜大排気量車およびNA〜高トルクターボエンジンなど、鋭いレスポンスと安定した油圧維持を求めるレーシングエンジンに最適な100%化学合成油。ダブルエステルテクノロジー採用。
300V POWER RACING
(パワーレーシング)
SAE粘度:5W-30
規格:SL相当
価格:2g 5200円
油膜保持能力と摩擦低減を図るレスポンス重視の小〜中排気量車や高回転型エンジンなどに適合する100%化学合成油。ハイブリッド車などの環境対応型エンジンにも対応する。ダブルエステルテクノロジー採用。
300V HIGH RPM
(ハイ・アールピーエム)
SAE粘度:0W-20
規格:SL相当
価格:2g 5200円
徹底した摩擦低減を図るハイレスポンス重視の小排気量車、高回転NAエンジン用100%化学合成油。ハイブリッド車など、低粘度オイル指定の環境対応型エンジン対応。ダブルエステルテクノロジー採用。
「どこでも手に入る」といった、オイルではありません。
よく「近所のショップにモチュールがない」というお客さまの声を耳にします。誠に申し訳ないことですが、それには理由があります。それは「信じられるオイルは、信じられる販売店で」という私達の思想です。お客さまがモチュールを購入する際、店員がしっかりとしたアドバイスを行えるか。エコロジーの問題まで考え、販売後のアフターケアまでしっかりと取り組めるか。様々な条件を満たした販売店だけに、モチュールをお任せしたいのです。この気持ちは、もちろん製品自体にも活かされています。本当ににフィットするオイルをつくるには、ハイグレードという言葉ひとつでオイルをくくってはいけない。エンジン特性や走り方、温度などの走行環境にあわせ、選べなければならない。私達は、ベースオイルとして理想的な特性を持つ「コンプレックス・エステル」を開発し、4サイクル用化学合成最高級グレードオイルを4つに分類することに成功(5W30、10W40、15W50、15W60)。最高級グレードオイルを粘度によって使い分ける、つまり常にベストなオイルを選択できることを可能にしました。私達は、あなたの愛車と関わる責任がある。それが、モチュールの前提です。

4098

数あるものの中から「モチュール」を選択するということ。それは、ひとつのプライドを持つことなのかもしれません。ここに提示された4098という数字。これは、「モチュール」を取り扱う販売店数。私たちはこの数字に限りない自信と誇りを持っています。数々のコンペティションで最先端テクノロジーを提供し、エンジン開発に合せて絶えず進化を重ねてきた「モチュール」の歴史は、ユーザーそして、販売店とともに歩んできた歴史でもあります。それは、「モチュール」を選ぶ際に的確なアドバイスを行なうこと。アフターケア念でしっかりと取り組むこと。「モチュール」が世界の名だたるレーシングチームに卓越した技術力を提供してきた過程と同じように、販売店にもそのポリシーが受け継がれているのです。そのポリシーはユーザーが実際に手にする製品自体にも活かされます。エンジン特性はもちろん、温度、負荷など走行環境に応じて、個々の製品に最適なノウハウを与えるのです。ここにラインナップされた製品は、「先進のテクノロジーと不変のポリシー」という私たちの思想。妥協を許さない4098の誇りが、モチュール」をお届けします。

好みの特性を、混ぜ合わせて生み出す新発想のミッション/LSDオイル登場

ドライバーの狙ったラインを愛車が完ぺきにトレースするだけでなく
ミッションのタッチやギヤ鳴きの音までもが、思うままにコントロールできたら・・・
モチュールが新たにリリースするミッション/LSD用オイル「GEAR FF-LSD」は
その夢を実現する。2タイプのオイルを混合することで、オーナー個々の求める特性を
オーダーメード感覚で生み出せるのだ。さあ、あなたはどの比率でブレンドする?

 「マニュアルミッションのシフトタッチが、どうもしっくりとこない」「機械式のデフを装着したのだが、バキバキという作動音が耳についてしまってどうも……」こんな感覚を味わったことのある人はいないだろうか。いくらまわりの人々やショップのスタッフが「こんなものですよ」と言ってくれたとしても、あなた自身がどうしても納得しきれないなら、それは由々しき問題だ。
 フランスに本拠を置く世界的オイルメーカー"モチュール"が、そんな問題に解決の糸口を与えてくれた。皿年秋に新たに発売されるミッション/デフオイル「GEAR FF-LSD」は、まさに新発想で開発が進められたオイル。異なる二つの特性を持つオイルを好みの比率でブレンドすることで、ひとりひとりが求める様々なフイーリングを生み出すことが可能なのだ。
 たとえばAというオーナーにとってはなんの問題もないシフトフイーリングも、Bというオーナーはもう少しカチっとした感触を求めるかもしれない。この「微妙な差」は、まさに千差万別。メーカーがすべてのオーナーの好みに対応できる特性のオイルをラインアップするのは、現実的には不可能と言っていい。そこでモチュールは全く新しい開発コンセプトを打ち出した。それが「GEAR FF-LSD」の、ブレンドすることで好みの特性を作り出す、という発想なのである。
 摩擦係数の高い「コンペティション」と低い「スポーツ」の2種類が、「GEAR FF-LSD」には用意されている。カチッとしたシフトフィーリングが欲しい、バキバキという作動音が出てもかまわないから、ハードに効くLSDを、という人にはコンペティションを。街中の走行がメインでLSDの音を消し、ソフトなタッチが希望ならスポーツを。このようにそれぞれのタイプを単独で使うことももちろんできる。事実、こういったオイルの複数のラインアップは、他メーカーにも存在している。しかしモチュールが独創的なのは、この二つをミックスすることで特性を変化させることを可能とした点。ブレンドの配分で、特性をいくらでも変えられるわけだ。ひとくちにブレンド可能といっても、その開発は簡単なものではない。混合しても品質がきちんと安定するオイルでなければ、この新しいコンセプトも意味がなくなってしまう。この点を開発テストの結果きちんとクリアできたからこそ、「GEAR FF-LSD」はデリバリーが開始されたといえる。
 実はこのブレンドするという商品コンセプトは、日本側のモチュール開発セクションから本部に提案されたもの。本来ミッションとLSDの求める性能は異なる。その両方を満足させる性能と細かいフィーリングの違いに、より敏感なオーナーが多いというマーケティングの結果だ。いくつかの銘柄のコーヒー豆を配合して自分だけのブレンドを作るように、狙った特性を作り出せるミッション/デフオイル。それが「FF-LSD」なのだ。

2種類のオイルを配分して、好みの特性を生み出す
「GEAR FF-LSD」には先に説明したように、「コンペテイション」と「スポーツ」の2タイプが用意される。なみに「FF-LSD」というネーミングの由来は、構造上デフと一体化されたミッションを持つFF車のミッションオイルに適したもの、として開発されたからだが、もちろんFF車以外のミッション、デフに使用しても問題はない。
 実際のオイルはどちらも言い色で、外観上はほとんど区別はつかない。缶に貼られたラベルのみが、ふたつのオイルを見分ける目印だ。20リッター入りのペール缶でモチュールから各販売店に供給されるので、「GEAR FF-LSD」を取り扱うショップにて交換作業をお願いする、というのが一般的なオーナーの購入方法となるだろう。
 オイル自体の特性として、粘度だけに油膜保持を頼らない「コンプレックス・エステル」をペースとしている。エステルは分子構造により電気的に金属表面に吸着する性質を持っているので、エンジン停止後
も油膜がきちんと保持されることが最大の特徴。したがって、熱に強いことはもちろん、ストップ&ゴーを繰り返す公道用エンジン、ミッションに使用するオイルとしては、この特性は非常に重要なものとなる。
 高性能車のミッション、 LSD用オイルに求められる潤滑性能、清浄性能を高いレベルで備えることはもちろん、それに加えて摩擦係数が異なる二つのタイプを用意し、混合することでその摩擦係数も変化させることができる。これこそ、「GEAR FF−LSD」だけが持つ最大の特徴なのだ。
「前回は75:25だったから、今度は50:50にしてみよう」という風に、配合比率を変えることで細かく特'性を変化できる。自分だけのブレンドデータをきちんと管理して、理想のフイーリングを得るための有効な手段として使いたい。各販売店と相談しながら、自分だけの配合比率を探ってみよう。
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